一億総インディ


 しばらくは失業保険で食い繋がなくてはならないのだが、失業保険が降りるのは約2ヶ月先とのことなのでそれまでをなんとか食い繋がなければならない。

 勤めを辞めると当然その代わりになる金策が必要なのでいろいろアタマを捻る。


 一応ミュージシャンの端くれなのだから、とりあえず今まで避けてきた作曲というものに取り掛かかる。食い繋がなくてはならないので必死だ。お金の為なら作曲でもなんでもするぞと、順番が逆ではあるが重い腰が上がりそうなのでここは勢いに任せてみる。


 選挙が近いので毎度のことながらSNSが慌ただしい。避難がてら、スマホは極力手にしないようにしてとにかく金策に勤しむ。


 話は前後するが、音楽業界の団体が与党と合流したということで、タイムラインはなかなか殺気立っていて、田舎に住んでる我々からしたら「そんな大手の組合みたいなとこに頼らんと全部自分らでやったらよろしい。みんな辞めてしまって一億総インディーズになればよい」みたいなことはSNS上では口が裂けても言えない。わりと青臭い考えの中で育ったので。

 でも、縁あってそういう団体と仕事ができるのなら、それに越したことはないような気もするし、少なくとも自分のような生活はしなくて良さげではある。


 地方で活動するということは、それ以外の仕事をすることを強いられる、ということでもある。


 突然思い出したが、誰が署名したのか分かるようなリストをタイムラインに上げるやつもいた。こういうノリもなんかムニャムニャである。

 

 まあ問題はそんなことではなく、影響力を持つ団体が与党と組むということが、「この選挙前の大事な時期になにさらしとんじゃい!」となる気持ちもわかるが、もともと金儲けを前提にやってる団体なのだからお金の匂いのする方にホイホイすり寄っていくのは仕方がないことだ。

 仮にその影響力がわりと効果を発揮し、与党の票が増えたとしても、もうそんな国民の皆様には何を言っても無駄だ。


 で、そんな話は置いといて、とにかくお金を稼がないといけないので、実際自分に出来ることでなんとか生活しようとしたらこれとても忙しい。SNSなんか見れない。

 最近は息をするようにメルカリに出品するようなり、目についたものはとりあえず写真を撮り出品する。所要時間は2分もかからない。

 今日は裁縫の本を読んでいろいろ夢見たり(もっと上手くなりたい)、現状の機材で録音できるようにセッティングしたり(いろいろ売り払ったので超ローファイ)、曲の断片を作ってみたり、インチキ理論の修正をしたり、今まで自分は何をしてたのか?ともう自分で自分が嫌になるぐらい本当は忙しくないといけない筈だったのだ。ツイッターなんかしてるヒマ全くなしであった。


 振り返りも大事で、先日のライブの動画をチェックしないといけない。自分が最も不得意とするものが振り返り。これができないからダメ野郎なんだ、と気づいてもうとっくに20~30年は経ったでしょうか。なにをやっとるのじゃ~。

 

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