ジャンゴ・ラインハルトとC6
更新日:2022年6月7日
折角のHP。放置してては勿体ない。
ということで、こちらは専門的な、スチールギターに関するあれこれを綴っていこうと思います。
何から始めよう、、、。
C6とジャンゴ・ラインハルト。。これで行こう。
ジャンゴ・ラインハルトというとご存じジプシージャズギターの神様。
誰もがひれ伏すギターの名人中の名人。
でありますが、僕は恐らく、多分、十中八九、不良だったに違いない。
と勝手に決めつけておるのです。
ジャンゴといいますと、火事のヤケドによる後遺症で自由に使える指は親指を除いて人差指と中指の2本だけ。麻痺して湾曲してしまった残りの2本の指もコードを押さえるときには辛うじて使えたのかもしれないのですが、実質、親指、人差指、中指、この3本で弾いていたわけです。(親指は6弦しか押さえられません)
で、ジャンゴはジプシーなので毎日がライブと打ち上げ。きっとその繰り返しだったに違いない。ガッチガチにレッスンを受けるとか、ガッチガチにスケール練習してたとか(してたかもしれませんが)してないと思います。なんせ不良ですからね。バンドマンは打ち上げ好きだしね。w
アメリカのジャズギタリストと違ってフレーズにユーモアがあるというか、軽いノリや冗談から発展したようなメロディとかグリスアップとか最高にカッコいい。
因みにアメリカのジャズギタリストでは僕はグラント・グリーンが好きです。ペンタトニックスケールだけでジャズやってましたし、その心意気というか、おっとっとと無理矢理ジャズっぽく辻褄を合わせたような綱渡り的なフレージングとか最高にカッコいいんですが、なんせワンパターンなので途中でおなか一杯になってしまってアルバム1枚通して聴けないのが玉に瑕。w
まぁでもなんと言っても不良ですしね。ドラッグ買うために音楽やってたような人だと聞いた。
話はそれましたが、、、
結局名人の技術ってやっぱり基本が独自ではあってもしっかりしてたら後はその人の性格だけだと思うんです。
ジャンゴはメジャーとマイナー、そしてドミナント7の時はすべてディミニッシュを使っていて、コードもスケールも恐らくこの3つだけしか使ってないんじゃないかな? 不良ですし。w
(信者の方に怒られそうですが)
そして我々スチールギター奏者の左手はスライドバーという硬くてデッカイ指一本。ジャンゴよりも道は過酷なのです。
これを立てたり斜めにしたりして切り開いていくのです人生を。
わー、なんか疲れてきたのでこのへんにして続きはまた次回。
最後にC6チューニングで使うコード3つを載せときます。

因みに「不良ジャンゴのスチールギター応用理論」は元山スチールギター教室でもレッスンしています。(現在Skypeレッスンのみ)